頭痛い!危険な頭痛の種類と見分け方

 

日々の生活の中で『頭痛い!』と頭痛の症状が起こることはよくありますが、実はその頭痛の裏に"危険な病気"が隠れている可能性があります。

ということで、今回は"危険な頭痛の種類と見分け方"について詳しく見ていきましょう。

 

頭痛い!危険な頭痛の種類と見分け方

 

危険な頭痛①『くも膜下出血』

 

くも膜下出血の症状
  • 激しい頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • けいれん
  • 意識障害
  • 酷い肩こり
  • うなじ部分の凝り

 

『後頭部に雷が落ちたような激しい痛み』『バットで頭を殴られたような激しい痛み』を感じる場合は"くも膜下出血"の可能性が考えられます。

くも膜下出血の主な症状は"激しい頭痛・吐き気・嘔吐"ですので、これまでに経験したことのないような"吐き気を伴う激しい頭痛"の症状が起きてしまった場合は、一刻も早い対処が必要になります。

ちなみに、くも膜下出血は年間に"1万人に1人~2人"の割合で発症していると言われており、特に"40~50代"の方に発症のリスクが高いと言われています。

 

危険な頭痛②『脳出血』

 

脳出血の症状
  • 徐々に頭痛の症状が悪化する
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 片麻痺
  • 手足のしびれ
  • 呂律が回らない
  • 視界が二重に見える

 

頭痛の症状が徐々に悪化したり、それと同時に手足のしびれや麻痺を感じる場合は"脳出血"の可能性が考えられます。

脳出血の最大の特徴は"様々な症状が一気に現れる"ということですので、上記の症状が短時間の内に起こっている場合は、早急に医師の診察を受けるようにしてください。

 

危険な頭痛③『髄膜炎』

 

髄膜炎の症状
  • 後頭部の激しい痛み
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 38~39℃の高熱
  • うなじ部分の凝り

 

特に後頭部に激しい痛みを感じたり、38~39℃以上の高熱が出ている場合は"髄膜炎"の可能性が考えられます。

髄膜炎は"体を動かした時や頭を振った時に特に痛みが強くなる"といった特徴がありますので、これらの症状が起きている場合は、早急に医師の診察を受けるようにしてください。

さらに、髄膜炎は"ウイルス性・細菌性"の2種類があるのですが、特に細菌性髄膜炎は治療が遅れてしまうと"命の危険のリスク"があります。

しかし、髄膜炎は最初は"風邪に似た症状"が現れ、急に症状の悪化が起こりますので、とにかく異変を感じた時に直ぐに医師の診察を受けることが重要になります。

 

危険な頭痛④『脳腫瘍』

 

脳腫瘍の症状
  • 頭部の圧迫感
  • 頭部の鈍痛
  • 頭重感
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • けいれん
  • 視力低下
  • 視野が狭くなる
  • 視界が二重に見える
  • 手足に力が入らない
  • 耳鳴り
  • めまい

 

激しい頭痛の症状に加えて、頭部の圧迫感や頭重感が起きている場合は"脳腫瘍"の可能性が考えられます。

特に脳腫瘍は"朝方""起床時"に激しい頭痛を感じるケースが多く、起床後に徐々に痛みが弱くなっていくのが特徴的です。

さらに、脳腫瘍は人によって症状が全く異なるため、とにかく"普段と違う頭痛の症状"を感じた際には、早急に医師の診察を受けるようにしてください。

 

危険な頭痛⑤『脳動脈解離』

 

脳動脈解離の症状
  • 後頭部の激しい痛み
  • うなじ部分の激しい痛み
  • 血管にこぶができる
  • 血管が狭くなる

 

脳動脈解離は"脳卒中の1つ"であり、それと同時に"くも膜下出血""脳梗塞"を起こしてしまう危険性がある非常に怖い病気です。

脳動脈解離は"血管の怪我"であり、交通事故が原因で起こる場合もあれば、日常生活の中で首を捻った時や伸ばした時に起こる可能性もあります。

特に後頭部・うなじ部分に激しい痛みを感じる場合は、もしかすると"脳動脈解離"の可能性があるかもしれません。

専門医によると、脳動脈解離は若い世代の方も発症のリスクが高いと言われており、むしろ若い人の方が多いといった意見も出ています。

 

危険な頭痛⑥『慢性硬膜下血腫』

 

慢性硬膜下血腫の症状
  • 頭痛の症状が徐々に悪化する
  • 歩行障害
  • 手足の麻痺
  • 物忘れ

 

慢性硬膜下血腫は頭をぶつけた時や頭に強い衝撃を受けた時に頭蓋骨の内側で出血が起こってしまい、それによって"血の塊"ができてしまう病気のことです。

血の塊が小さい場合は症状は起こりにくいですが、その塊が大きくなるに連れて、頭痛の症状が徐々に悪化してしまったり、歩行障害や認知機能障害が起きてしまうケースも少なくありません。

最近、頭をぶつけた方・頭に強い衝撃を受けた方の中で、上記の症状を感じているという場合は、早急に医師の診察を受けることをおすすめします。

 

危険な頭痛⑦『急性緑内障発作』

 

急性緑内障発作の症状
  • 頭痛
  • 眼痛
  • 吐き気
  • 視力低下
  • 目の充血
  • 瞳孔が大きくなる

 

激しい頭痛の症状に加えて、眼痛や目の充血が起きているという場合は"急性緑内障発作"の可能性が考えられます。

ご存じの方は多いと思いますが、日本人の失明の原因の第1位は"緑内障"であり、急性緑内障発作は1日~数日以内に"失明"を起こす可能性のある非常に危険な病気です。

既に上記の症状を感じているという場合は、早急に医師の診察を受けるようにしてください。

 

普段と違う頭痛の症状が起きた場合は?

 

普段と違う頭痛の症状を感じた際には、とにかく"早急に医師の診察を受ける"ということが非常に重要です。

上記の症状が起きていない場合でも、『いつもの頭痛と何か違う』と異変を感じた時は、早急に医師の診察を受けるようにしてください。

今回ご紹介した病気の中には、短時間で症状が悪化してしまうものや、命の危険のリスクがあるものもあります。

自分の命を守るためにも、迅速に対処を行うことを忘れないようにしましょう。

 

まとめ

 

このページでは、"危険な頭痛の種類と見分け方"について詳しくご紹介しました。

日々の生活の中で『頭痛い!』と頭痛の症状を感じることはよくありますが、まさかそれが"命の危険に関わる怖い病気"の可能性があるというのは全く思いもしませんよね。

先程もお伝えしましたが、普段と違う頭痛の症状が起きてしまった際は、とにかく早急に医師の診断を受けるように心がけてください。

 

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