その腹痛、ストレスが原因かも?ストレス性の腹痛の治し方5選

 

美子さん

きゅ、急にお腹が痛くなってきた・・・。

 

美子さんと同じように、日々の生活の中で急に"腹痛の症状"が起こることってよくありますよね。

しかし、その腹痛はもしかすると・・・

 

"ストレスが原因かも!"

 

そもそも、日本人は"胃腸が弱い"と言われており、なんと日本人の"4人に1人の割合"で胃腸に何かしらの問題があるとされています。

さらに、腹痛は"ストレス"と非常に深い関係があるため、まさに"ストレス社会"の現代にとって、ストレスによる腹痛の症状は非常に大きな問題になっていると言っても過言ではありません。

ということで、今回は"ストレス性の腹痛の治し方5選"について詳しくご紹介したいと思います。

 

ストレスが原因で起こる4つの腹痛

 

ひとくちに『ストレスが原因の腹痛』と言っても、実は様々な種類の腹痛があることをご存知でしたか?

ということで、まずは"ストレスが原因で起こる4つの腹痛"について詳しく見ていくことにしましょう。

 

ストレスが原因の腹痛①『急性胃炎』

 

急性胃腸炎の主な症状

 

✓ ウイルス性

  • 水様性の下痢

 

✓ 細菌性

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱
  • 腹痛
  • 血圧低下
  • 意識障害
急性胃腸炎の主な原因
  • ウイルス感染
  • 細菌感染
  • ストレスによる胃の荒れ
  • ストレスによる免疫力低下

 

急性胃腸炎のほとんどは"ウイルス感染"によって、腹痛や嘔吐下痢などの症状が起こるのですが、実は"ストレス"が引き金になることも多いとされています。

そもそも、私たちはストレスを受けると"免疫力"が著しく低下してしまうため、それによってウイルスや細菌に感染しやすくなってしまいます。

さらに、ストレスは"胃が荒れる原因"にもなりますので、普段は食べても問題のないものを胃腸が弱っている時に食べてしまうと、弱った胃粘膜が破壊されてしまい、それによって急性胃腸炎を引き起こすことも。

 

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ストレスが原因の腹痛②『神経性胃炎』

 

神経性胃炎の主な症状
  • 胃の違和感
  • 胃の痛み
  • 胃もたれ
神経性胃炎の主な原因
  • 強いストレス
  • 慢性的なストレス
  • 心身的疲労

 

神経性胃炎は"別名『ストレス性胃炎』"と呼ばれているほど、とにかく"ストレス"が非常に大きな原因となります。

そもそも、胃はストレスに非常に弱い臓器と言われており、胃は強いストレスを受けることで激しく"収縮"してしまいます。

さらに、ストレスは"胃腸の働き"を活発にしてしまい、それによって"胃酸の分泌"が過剰になるため、最終的に腹痛や胃痛などの症状を引き起こします。

 

ストレスが原因の腹痛③『過敏性腸症候群』

 

過敏性腸症候群の主な症状
  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘
  • 頭痛
  • 疲労感
  • 抑うつ
  • 不安感
過敏性腸症候群の主な原因
  • 消化管運動異常
  • 消化管知覚過敏
  • 心理的異常

 

腹痛に加えて、上記の症状が起こっている場合は、もしかすると"過敏性腸症候群"の可能性があります。

特に過敏性腸症候群は"ストレスと深い関係がある"と言われており、強いストレスを受けることで、さらに過敏性腸症候群の"症状の悪化"を招いてしまいます。

なんと、消化器内科を受診する患者さんの"約半数"が過敏性腸症候群であるといったデータもありますので、過敏性腸症候群は非常に身近な病気ということが言えそうです。

例えば、あなたは"通勤途中の電車内"で急に腹痛の症状が起こってしまい、途中で電車を降りて"トイレに駆け込む"といった経験はありませんか?

それは、もしかすると"会社に行く"というストレスが腹痛の原因となって、過敏性腸症候群を引き起こしている可能性があるかも。

 

ストレスが原因の腹痛④『胃潰瘍』

 

胃潰瘍の主な症状
  • 空腹時のみぞおち付近の痛み
  • 胸焼け
  • げっぷ
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • お腹の張り
胃潰瘍の主な原因
  • ストレス
  • お酒の飲み過ぎ
  • 喫煙
  • ピロリ菌

 

胃潰瘍のほとんどは"ピロリ菌"が原因となって、腹痛やみぞおち付近の痛みを引き起こすと言われていますが、実は"ストレス"も非常に大きく関係しています。

そもそも、私たちの内臓は"自律神経"の働きによって制御されており、主に自律神経は"交感神経""副交感神経"の2つの働きがあります。

 

自律神経の働き(交感神経)
  • 車のアクセルの役割
  • 日中は交感神経優位になる
  • 全身を闘争モードにする
  • 全身が緊張状態になる
  • 心臓の鼓動が早くなる
  • 呼吸が浅く早くなる
自律神経の働き(副交感神経)
  • 車のブレーキの役割
  • 寝てる時は副交感神経優位になる
  • 全身をリラックスモードにする
  • 呼吸が深くなる

 

特に自律神経は"バランス"が非常に重要と言われており、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、胃潰瘍を始め、様々な病気を引き起こしてしまいます。

特にストレスは"交感神経"を活発に働かせてしまいますので、それによって全身が緊張状態となってしまい、その結果として"胃潰瘍"などの症状を招いてしまいます。

 

ストレス性と腹痛の治し方5選

 

ストレス性の腹痛を根本的に治すためには、まずは"ストレスを解消する"ということが非常に大切です。

しかし、毎日のように忙しい日々を過ごしていると、なかなかストレスを解消するのって難しいですよね。

ということで、以下では"ストレス性の腹痛の治し方5選"について詳しく見ていくことにしましょう。

ちなみに、以下の関連記事の中で"おすすめのストレス解消法&発散方法"について詳しくご紹介していますので、そちらの方も併せてご覧になってみてくださいね♪

 

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腹痛の治し方①『お腹を温める』

 

今現在、"腹痛の症状"が起きているという場合は、まずは"お腹を温める"ということを意識してみてください。

そもそも、私たちはストレスを受けると、全身の"血液の流れ"が悪くなってしまい、それによって腹痛の症状を悪化させてしまいます。

お腹を温めることで、お腹周りの血液の流れが良くなり、それによって比較的"短時間"で腹痛の症状を和らげることができますので、まずは"以下の方法"を実践してみましょう。

 

お腹を温める方法
  • 湯たんぽを使う
  • ホッカイロを使う
  • 腹巻きをする
  • ツボを押す

 

この中でも、特におすすめなのが"腹巻きをする""ツボを押す"の2つの方法です。

この2つの方法は仕事中や授業中も簡単に行なえるだけでなく、特に"ツボ押し"は時間や場所を選ばず、あなたの腹痛の症状が起きた時に直ぐに実践することができます。

腹痛の症状に効果的なツボ押しのやり方については、以下の"動画"が非常に参考になりますので、ぜひ実践してみてください。

 

 

腹痛の治し方②『お腹を優しくさする』

 

先程の『お腹を温める』と同じように、"お腹を優しくさする"というのも非常におすすめの方法です。

お腹を優しくさすることで、お腹周りの血行が改善されるだけでなく、さらに胃腸に適度な刺激を与えることで、腹痛時の活発な胃腸の働きを抑えることができます。

ちなみに、実際にお腹をさする時は"『の』の字"を描くように優しく撫でるというのが非常に重要ですので、詳しくは以下の"動画"を参考にしてみてください。

 

 

腹痛の治し方③『深呼吸をする』

 

私たちはストレスを受けると、自律神経の"交感神経"が活発に働き、全身の血液の流れが悪くなるだけでなく、さらに呼吸が浅く早くなってしまいます。

先程もお伝えしましたが、自律神経のバランスが崩れてしまうと、過敏性腸症候群や胃潰瘍を始め、さらに"うつ病""パニック障害"などの非常に怖い病気を引き起こす原因にもなります。

ですので、腹痛の症状が起きている時は、まずは"深呼吸"を行って、意識的に心身のリラックスを目指しましょう。

そもそも、自律神経のバランスは自分の意志で簡単に変えることはできないのですが、唯一呼吸だけは自分の意志で変えることができます。

 

腹痛の治し方④『横になる』

 

腹痛の症状を即効で治したいという場合は、まずは"横になる"ということを意識してみてください。

しかし、これは非常に重要なポイントが1つあり、実際に横になる時は必ず"お腹の右側を下にする"ということを忘れないようにしましょう。

逆にお腹の左側を下にしてしまうと、体内の"消化液"が逆流しやすくなってしまい、それによって腹痛の症状が悪化することも。

急に腹痛の症状が現れた時は、まずは横になって、その状態で先程の"お腹をさするマッサージ"を行ってみましょう。

 

腹痛の治し方⑤『腹痛の解消に効果的な食べ物を摂る』

 

ストレス性の腹痛を早く治すためには、日々の生活の中で"腹痛に効果的な食べ物を摂る"ということも非常に大切です。

しかし、逆に腹痛の症状を悪化させる食べ物も数多くありますので、以下では"腹痛に効果的な食べ物""腹痛に絶対にNGの食べ物"について詳しく見ていきましょう。

 

腹痛の解消に効果的な食べ物
◆ 消化の良い食べ物

これ以上、内臓に負担をかけないためにも、出来るだけ"消化の良い食べ物"を積極的に選ぶようにしましょう。

"おかゆ""うどん"を始め、特に"炭水化物"は非常に消化が良いと言われており、さらに栄養の吸収が非常に早いというのもメリットです。

特に"おかゆ"はミネラルが非常に豊富に含まれていますので、全身の血液の流れを改善してくれると同時に、胃粘膜を保護する働きもあります。

 

◆ ヨーグルト

ヨーグルトは"善玉菌"が非常に豊富に含まれているため、それによって"胃腸の働き"を正常に整える効果が期待できます。

さらに、ヨーグルトはツルンと簡単に食べることができますので、どうしても食欲がない時に非常に重宝します。

 

◆ 野菜スープ

野菜スープは"ビタミン""ミネラル"が非常に豊富に含まれているため、より効率的に体内の栄養バランスを整えることができます。

しかし、野菜を大きくカットしたり、柔らかく煮込んでいない場合は、むしろ胃腸に負担をかけてしまう恐れがあります。

 

◆ リンゴ・バナナ

風邪を引いた時に"すりおろしりんご"を食べる方は多いかもしれませんが、実はりんごは"整腸作用"がありますので、腹痛の症状の時に非常におすすめの食材です。

さらに、リンゴは"ペクチン"という成分が含まれており、これは腹痛の原因と言われている"悪玉菌"を退治してくれる働きがあります。

同じく、バナナも胃腸に良い果物の代表格ですので、腹痛の時は積極的に食べるようにしてみてください。

 

◆ 梅干し

腹痛に加えて、特に"下痢"の症状が辛いという方は、こちらの"梅干し"を食べるようにしましょう。

梅干しは悪玉菌の繁殖を抑えてくれるだけでなく、さらに消化不良を防ぐ働きも期待することができます。

 

腹痛の時に絶対にNGの食べ物
◆ 刺激物

唐辛子やニンニクを始め、体に"刺激物"となる食べ物は絶対に避けるようにしましょう。

特に辛い食べ物は胃腸に負担をかけてしまうだけでなく、さらに胃粘膜を痛めてしまう原因になります。

さらに、ニンニクは"善玉菌"を減らしてしまう可能性もあるため、腹痛の時は出来るだけ避けるようにしましょう。

 

◆ 魚介類

寿司や刺し身などの生物を始め、タコ・イカ・貝類は非常に消化が悪いですので、腹痛の時は避けるようにしましょう。

ストレス性の腹痛が起きている時は、とにかく免疫力が著しく低下していますので、その時に生物を食べてしまうと、また別の症状や病気を招いてしまう可能性があります。

 

◆ カフェイン類

コーヒーや紅茶を始め、"カフェイン"が豊富に含まれている飲み物は胃腸に大きな負担を与えてしまいます。

症状の悪化も考えられますので、腹痛の時は避けるようにしましょう。

 

◆ アルコール

中には、『お酒が大好き!』という方も多いかもしれませんが、腹痛の時の飲酒は出来るだけ避けるようにしてください。

アルコールは胃腸だけでなく、その他の臓器にも非常に大きな負担を与えてしまいます。

 

腹痛の症状が起きてしまった時は、上記の食べ物を参考にしてみてくださいね。

 

まとめ

 

このページでは、"ストレス性の腹痛の治し方5選"について詳しくご紹介してきました。

そもそも、ストレス性の腹痛の症状の最大の原因は、何と言っても"ストレスの溜め過ぎ"です。

ですので、まずはとにかく"ストレスを溜めない"ということを意識して、今後は過ごしていきたいですね。

今現在、『ストレスが溜まっている!』という方は、以下の"関連記事"の方も併せてご覧になってみてください。

 

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